今年に入って、8年ほど愛用していた老眼鏡が再起不能に。。度々、壊れても~今まではレーザーでなんとか元に戻っていたけど、今回の部位は直しようがない、アームが折れた。チタン製の、眼鏡の下にかける特殊なメガネです。とにかく軽く、家に居る時は大体~顔に引っかけていました。不良在庫と言っては叱られたが、商品開発の当時(20年前)の試作品。美容室で老眼の人が雑誌が読める様に、耳じゃなくて、こめかみにとどめるタイプのもの。そもそもチタンは、半永久的な金属と思っていたので壊れるなんて、とても信じられなかった。在庫を探してもらったら~奇跡的に1個発見され、2個目をもらって喜んで使っていたのだが、1か月も経たないうちに、また折れた。もお在庫はない(涙)新古品でも金属疲労は否めない、その寿命は20年だった。。しばらく、簡易的な老眼鏡でやり過ごしていたが~この春の引っ越しの落ち着かなさの中、だんだん悲しみが怒りに変りw(笑)巨匠に(悲しくて仕事になんない!)と言ってみたところ、ウッドでも顔に引っかけるタイプのものが出来るかもしれないと言った。マジで~♪正直、そこまで強く言ったつもりはなかったが、巨匠の職人魂に火がついた様だった。。(笑)試作という事で、ウッドで再現してもらって、今~手元に2本のサンプルがある。
上:リグナムバイト(緑壇)
下:柘植(つげ)
アームが短いでしょう。耳に掛けないタイプでメガネの下にかけれるもの。どちらも硬い木です。リグナムバイトは、世界で最も硬い木と言われていて、少し重い。2本比べると~5グラム違う。顔回りの5グラムって。。けっこう違う。宅急便のやり取りで微調整しながら試してます。チタンの老眼鏡の時はメガネの下に掛けれる、というのも良い所だったけど。。
とても見苦しいのだが。。(笑)私が愛用している(黒柿)のメガネ下にかけると、私はゴジラの様だった‼ 絵面的に、やばいね。。w という話になりました。最近になり~10年愛用している(黒柿)もアレルギー症状がでて、鼻パッドをアセテートに替えてもらいました。個人的にはダサくなった。。と思ったけど、炎症が起きず楽になった。それにしても、顔が汚いw(笑)
リグナムバイト(緑壇)
*黒檀(よく仏壇などに使われている黒い木)
私のリクエストは、黒檀だったはずだが。。しれっと却下されていた(笑)黒檀でも、稀に炎症を起こす人がいるらしい。バイオリンの顎のせる所とか。このリグナムバイトという木は、和名(ユソウボク)と言って(癒創木)と書きますが、傷を治す作用があるらしく、私みたいなのもアレルギーは起こさないだろう。と巨匠は言った♪本来、緑壇は~漢字の如く緑色をしていて、このフレームはまだ茶色だからいいけど、好きな色ではない。
緑色してるでしょう。。
柘植(つげ)
櫛などに使われる高級材だけど。。オシャレ過ぎて恥ずかしいかなw
長く使うほどに艶が出て、良い色になっていくんだろうなぁ~
やり取りしてるうちに。。巨匠が洗濯板の様な溝を掘りやがった(笑)アンダーカットのすべり止めのつもりの様だが、余計な事をしてくれたw 小さな親切大きなお世話だ(オッサン、なにしてくれてんねん。の気持ち(笑)
1か月も借りっぱなしで気になります。。いよいよ決断の時!緑壇の方が、畳む時に~拍子木の様な良い音が鳴るので気に入りました(笑)アームは、普通に耳にかけるタイプにしようかな♪
巨匠:福井鯖江のウッドメガネ(工房 樹)角野さん。眼鏡職人で、角野さんほど上手い人を私は知らない。何やら、折れたバッドの再利用(SDGS)とかで、北海道ハム球場で樹のメガネ(3種)が販売されているとか言ってました。ファンにはたまらないでしょうね^^材は(メイプル)柘植より少し濃いけど、白っぽい木でした!
オーダー製作を承っている期間で、日々製作に励んでいます♪
個々のお客様に合う色を悶々と考えている所です~
模様入りのトリチャームを製作しています!
細かい。。(汗)


