ゴールデンウィークとはいえ・・威張るほど、暖かいわけじゃない北海道です(笑)桜が咲いても~すぐに葉桜になってしまうけど、今年は珍しく札幌にいて、札幌や函館でも見ることができました^^北海道といっても、札幌から4時間くらいかかるし、私が仙台で、宮城県第三女子高等学校に通っていた高校の修学旅行と合わせても3回目。私が中学の頃に家庭教師をしてくれた、当時~東北大学の国文学の学生だった恩師は、函館出身で、北海道の自然がどれだけ美しいかという話をよくしてくれて、私の成績が上がると本の一説を贈ってくれる先生でした。先日の事、その一説が記載されてる小説を送ってくれて^^(辻邦生 樹の声海の声2)全4巻・・いっそ、全部おくってくれたらいいのに・・というのは~心の声ですが(笑)主人公が、まだ少女で~函館から忍路→札幌に行った時の瑞々しい光景が細かい描写で書かれていて。今年の2月には、私も忍路に行き、小説にも出てくる”ニシン漁”の事や、当時は大量にニシンが獲れたので、大いに栄えて”鰊御殿”と呼ばれる贅を尽くした網元の家があって。ちょうど、それを小樽に移築した宿(銀燐荘)に泊まったので、先生が「これは、久美子ちゃんに送らねば!」と思ったんだと思うんですぅ~^^とはいえ、先生の中の私は~中3の女の子のままかもしれないけど・・あれから35年は経っていて(笑)そして、この小説を当時もらったとしても理解できたとは思えない・・だって、女の一生の話なんだもの~
*料亭湯宿 北の迎賓館 銀燐荘